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朝英語のメリットとおすすめ勉強法3選!継続のコツも紹介

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「朝の時間って勉強に向いてるって聞くけど、本当に続けられるのかな?」

「朝に英語をやった方がいいって言われても、どんなふうにやればいいの?」

そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。

私自身も朝は苦手だったし、起きれたとしてもなんとなーくテキストを開いて問題解いて…を繰り返す日々。

朝英語の効果を実感できずにいた時期がありました。

だから気持ちはとってもよく分かります!

この記事では、朝に英語を勉強するメリットや、おすすめの勉強法、続けやすくなるコツまで、丁寧にお伝えします。

“朝活なんて自分にできるのかな…”と不安な方でも、無理せず続けていけるヒントになるはず。

少しずつでも積み上げれば、3ヶ月後には“朝英語するのが当たり前”になる未来も見えてきますよ!

目次

朝に英語を勉強するメリット

英語を勉強する時間って、実は「いつやるか」が意外と大事だったりします。

その中でも“朝”にやるのは、ちょっとした工夫でグッと効果が出やすい、実はとってもおすすめのタイミングなんです。

このパートでは、なぜ朝の時間に英語学習が向いているのか、そのメリットを5つに分けてご紹介していきます^

①脳がクリアな状態なので効率がいい

睡眠中にリセットされた脳は、リフレッシュした状態で朝を迎えます。

その後、ドーパミンとアドレナリンにより覚醒していき、起床後2~3時間は最も生産性の高い「脳のゴールデンタイム」と呼ばれる状態に。

たとえるなら乾いたスポンジのような感じ!

びしょびしょのスポンジと違って、吸収力がバツグンですよね。

そんな状態の脳なので、英語に触れるとぐんぐん吸い込んでくれるし、何なら泡立ちまで最高レベル!

英語力がどんどん磨かれます。

さらに、脳科学的な観点から言うと、起床後20分でコルチゾールというホルモンの濃度が最大化し、ストレスへの対応力も高まるそうです!

朝は難しい内容に挑戦するのにも最適というわけです。

②時間を確保しやすい

残業や飲み会が入ったり、面白いテレビ番組がやっていたり、一日の終わりに「自分お疲れ~」ってついついのんびりしたくなってしまったり…夜は何かと予定が狂うことや誘惑が多いものですよね。

私も、会社員時代は帰宅後に晩酌しながらダラダラする時間が大好きでした(笑)

そして子育て中の今は、寝かしつけの後が至福の自分時間。

どうしても自分を甘やかしたくなって、意外と頑張れなかったりしませんか?

そもそも1日頑張って疲れてるんだから、当たり前です…!

でも朝なら、とにかく起きてしまえば時間の確保は完了したようなもの

そう、起きた時点でほぼ勝ち確定と言っても過言ではないのです!

「起きてしまえばって…それが難しいんじゃないか~!(泣)」という方は、本記事内の「継続のコツ」パートもぜひ読んでみてくださいね^^

③邪魔が入りにくい環境

早朝の時間帯であれば、仕事の連絡はほぼ入らないし、スマホの通知も少なめ。

家族もまだ寝ているので、自分だけの時間を過ごすことができます。

“気が散る要素がない”というだけで、集中力が劇的にアップするんですよね。

私も、昼間は色んなタブを開きっぱなしで脳みそがパンクしそうなくらいフル稼働なのですが(私のCPUが低いだけ?)、早朝は1つのことに集中する特別な時間として過ごせます。

④“締め切り効果”で集中力が高まる

人間の脳は、期限があると全力で取り組む性質があると言われています。

30分でここまで終わらせる!」と決めるだけでダラダラ防止になるし、やることが明確になって目の前のことに集中できるんです。


さらに、資格取得をゴールにしている方なら、問題演習の時間配分も意識して取り組むと、本番に向けたトレーニングにもなって一石二鳥です!

⑤達成感により1日をポジティブに過ごせる

「今日も早起きして英語を勉強した」

この小さな成功体験によって、心にポジティブな循環が生まれます。

朝から頑張った自分が好きになるし、多少イヤなことがあっても不思議と前向きに。

そしてその達成感が翌日への意欲にもつながるから、本当にいいことしかないんです^^

朝の英語学習で意識すべきポイント

朝に英語を学習するといっても、やり方は人それぞれ。

でも、どんなスタイルでも意識しておくと効果が上がりやすいポイントがいくつかあります。

このパートでは、朝時間をもっと有効活用するためのヒントをお伝えしますね^^

①目標から逆算して学習内容を決める

とりあえずテキストの問題を解く
なんとなく単語帳を開いて英語と日本語の反復を繰り返す

やることはやっているはずなのに、イマイチ“前に進んでる感”が足りない気がする時ってありますよね。

私自身も、あれこれやってはいるものの、なんだか手ごたえややりがいを感じない時期がありました。

そんな時は、“中長期的な目標”や“現状”から逆算して、日々のやるべきことを明確にする「逆算思考」を取り入れてみましょう。

たとえばこんな感じ。

3か月後のTOEICで〇点をとりたい(中期的目標)

でも長文読解パートが苦手(現状)

過去問の長文読解パートを毎日1回分解こう!(対策)

日々の積み重ねが目標地点までの着実な1歩1歩です。

「今の自分に必要な練習ってなんだろう?」と考えるだけでも、勉強の方向性がグッと明確になります。

“今日の英語は、未来の自分につながってる”って思えると、やる気にもなれますよね!

②アウトプットや思考重視の学習方法にする

先ほど「 朝に英語を勉強するメリット」のパートでもお伝えしたとおり、朝は学習効率がよく、ストレス対応力も高い時間帯です。

そこでおすすめしたいのが、英語を「使う」ことや「考える」ことに重きを置いた学習方法です。

理想は、夜にインプットした知識を睡眠中に脳に整理してもらい、朝活でアウトプットするという流れ。

たとえば、
・夜に学んだ構文や単語、熟語を使って、自分で例文をいくつか作ってみる
・夜に読んだ洋書の一部をじっくり精読・音読してみる

1度触れたものを繰り返し活用するのは、英語学習においてとても効果的なやり方です。

脳の特性を理解し、夜から朝までの流れを作っていけるといいですね。

具体的な勉強法については「オススメの勉強法3選」のパートで詳しく解説します。

③ながら学習で時間を有効活用する

朝って、身支度・朝食の準備・家事・子どもの支度…とにかくバタバタしがちですよね。

せっかく早起きしたのだから、朝のルーティンにも英語を織り交ぜていきたいところです。

何かをしながらできる方法で、英語に触れる時間を増やしましょう

朝食をとりながら英語を黙読する、家事をしながら英語を聴くなど、できることは色々あります。

今後「ながら学習」に関する記事もアップする予定なので、お楽しみに!

朝の英語学習にオススメの勉強法3選

朝に英語を勉強するメリットも、意識すべきポイントも分かってきたら、

次は「実際にどんな勉強をすればいいの?」というところが気になりますよね。

せっかくの朝時間、ぼんやりなんとなく過ごすのではもったいない…!

ここでは、朝の時間帯をより効果的に活かすための勉強法をご紹介します。

夜にインプットした内容を朝にアウトプットしたり、思考力を使ったトレーニングを取り入れたり…。

自分に合ったやり方を見つけるヒントになればうれしいです。

①前日に覚えた構文・熟語を使って英作文

1度触れて分かるようになった表現、頭の引き出しにしまいっぱなしになっていませんか?

それって、すごくもったいないことなんです!

インプットした内容はアウトプットすることで“自分のもの”にできます。

覚えた単語や熟語、構文を前日の夜にメモしておき、朝の学習時間でその表現を使って英文を作ってみましょう。

「分かる」から「使える」に変えていくこのステップを取り入れると、学んだことを確実に自分のものにしていけます。

さらに、普段から「この表現、どんな場面で使えるかな?」と考えるアンテナも育っていき、学びが“自分ごと”になっていきますよ。

②前日に読んだ英文を音読・精読

洋書や英語の記事を読んでいるけど、ただ読むだけで英語力が伸びているのか不安…。

そんな方におすすめしたいのが、「音読 → 精読 → 音読」の3ステップ学習です。

前日のうちに触れた英文を、朝のクリアな頭で再び読み直すことで、理解の浅かった部分を自分の中にしっかり“落とし込む”ことができます。

STEP1:音読1回目

まずは、前日に読んだ英文を声に出して読んでみましょう。

スムーズに読めない箇所があれば、そこは理解が浅かったり、語彙や文構造が曖昧なポイントかもしれません。

「どこで区切ると自然?」「どこを強調すべき?」などにも意識を向けてみてくださいね。

STEP2:精読

1回目の音読で引っかかった部分は、じっくり精読。

文の構造(主語と動詞の関係、どの言葉がどこを修飾しているか など)を確認しながら、一文ずつ丁寧に読み解いていきましょう。

“なんとなく”の理解から、”はっきりとした”理解にステップアップできます。

STEP3:音読2回目

精読で文の理解が深まったら、再び音読してみましょう。

英文の流れや全体像がつかめている状態なので、1回目よりもスムーズに読めるはず。

発音や抑揚にも少しずつ意識を向けられると、さらに◎です!


これを繰り返すことで英語の語順で意味を把握する力も育ち、英語の読解スピードも上がるはずです。

英文構造の理解が深まったことを短時間で実感できるのも、嬉しいポイントです。

この3ステップ学習、実は私も高校時代にやっていました。

リーディング予習復習の際に教科書の英文を音読→精読→音読する…という地味な繰り返しでしたが、気づけば英文の理解力や読解スピードがグンと伸びて、英語の成績もどんどん上がっていったんです。

今思えば、ただ読むだけで終わらせずに「ちゃんと意味をとらえて、何度も声に出す」という行動を積み重ねていたからこそ、身についたのかなと思います。

③要約アウトプット

読んだ内容を“自分の言葉”でまとめてみる「要約アウトプット」をすると、英語で考え英語で表現する力が養われます。

声に出しても書き出してもOKなので、Podcastやニュース、洋書、記事など、気になった内容を英語でまとめてみましょう。

その際、ただ内容をなぞるだけではなく、自分の意見も少しだけ盛り込んでみてください。

「私はこう思う」「こう感じた」など、自分の視点を入れることで、意見を英語で表現する力がついていきます。

特に英検の2次試験では、時事系の質問で意見を求められることが多いので、こうしたトレーニングは英検対策としても◎!

難しすぎる話題は避けて、まずは興味のあるテーマから始めてみましょうね。

朝の英語学習を継続するコツ

朝に英語を勉強するメリットも、学習のポイントも分かってきましたね。

でも実は一番のハードルって、「続けること」じゃないでしょうか?

毎朝決まった時間に勉強するなんて、そんなに簡単なことじゃないですよね。

でも、ちょっとしたコツを知っておくことでグッと継続しやすくなります。

このパートでは、無理なく・自分らしく続けるためのヒントをお届けします^^

①夜の過ごし方を見直してみよう

朝活を続けるためには、実は「夜」の過ごし方がめちゃくちゃ重要。

「早起き=気合と根性!」ではなく、「前夜からの準備がカギ」と考えてみてください。

さっそく、見直しポイントを整理してみましょう。

睡眠時間を確保する

朝活で一番大切なのは、前夜にちゃんと眠れていること。

睡眠時間が6時間を下回ると、集中力や判断力が低下するだけでなく、健康にも悪影響が出てしまいます。

たとえば「朝5時に起きたい」と思ったら、23時には眠りにつけるように逆算して夜のスケジュールを組み立てましょう。

リラックスして、朝につながる夜時間を

しっかり眠るためには、リラックスできる夜の時間を作ることも大切です。

スマホやPCは就寝1時間前までに手放し、ストレッチや読書などで少しずつ心身を落ち着かせましょう。

夜も勉強したい場合は、インプット中心の穏やかな内容にすると◎

たとえば、英語の本を少し読んだり、Podcastやオーディオブックを聴いたりするのが効果的です。

また、どうしてもスマホやPCを使いたい場合は、ブルーライトカットのメガネをかけるのがオススメです。

私も、翻訳者時代は寝る直前までPCにへばり付いて作業していましたが、ブルーライトカットのメガネは欠かさず付けていました。

朝の行動を“夜のうちに”決めておく

朝って、ほんのちょっとした「迷い」で二度寝してしまったり、のんびりスマホを見ちゃったりしませんか?

だからこそ、“朝にやること”は夜のうちに決めておくのがポイントです。

「明日の朝は〇〇の英作文を3つ作る」
「このPodcastを10分だけ聴く」

そんなふうに、具体的に“行動”を決めておくだけで朝のスタートがぐんと楽になります。

“夜の自分が朝の自分を助けてあげる”

そんな感覚で準備してみましょう^^

②“なりたい自分”をイメージしよう

何かを継続するには、目的意識がとても大事です。

英語ができるようになったら何をしたい?どんな自分になりたい?

これを意識するだけで、学習継続の軸がブレにくくなります。

ベタな方法ではありますが、理想の自分や理想の未来を紙に書いて目につく場所に貼っておくと効果的です。

“英語ができるようになったら行きたい場所”の写真でもいいですね。

「理想の自分」と「理想の未来」で待ち合わせするために積み重ねていく

そんな前向きな気持ちで日々の学習を積み上げていきたいですね^^

③好きなことや関心のあるコンテンツを選ぼう

英語学習も朝活も、習慣化するまでは“続ける”ことが最優先。

ここまで勉強法やらポイントやら色々書きましたが、朝活英語を始めたばかりの習慣化フェーズでは、「好きなこと×英語」が効果的です。

たとえば…

ドラマが好き→海外ドラマから
本が好き→洋書から
自己啓発系が好き→TEDから

朝起きるのがワクワクするような内容から始めるのがオススメですよ。

学習内容に好きなことを盛り込むのが難しい場合は、自分にご褒美を用意しておくのもオススメ

好きな飲み物や食べ物を朝のルーティンに組み込んで、早起きを楽しみに変えちゃいましょう♪

まずは早起きを3週間続け、習慣化を目指しましょう!

④誰かに宣言や報告をしよう

家族でも友達でもSNS上でもいいので、誰かに「早起きして英語の勉強をする!」と宣言してみてください。

それだけでいいプレッシャーがかかり、目標を達成しようとする意識が強くなります。

また、どんな学びや気づきがあったかを報告(アウトプット)するのもオススメです。

「報告するからちゃんとやらなきゃ」というプレッシャーから、行動力や集中力が高まります。

その他にも、アウトプットすることで知識が定着しやすくなる、学習内容の理解が深まるなどいいことづくめです!

すんなりアウトプットできない部分があったら、そこはまだ課題が残っている可能性大。

どこかで復習したり深堀りする機会を作ることで、結果的に継続しやすい循環が生まれます!

まとめ

英語学習を朝に取り入れるメリット、ポイント、そして継続のヒントまで、ここまで一緒に見てきました。

もちろん、ここに書いた内容は一例に過ぎませんが、どれも特別なことではなくて、ほんの少し意識を変えるだけ。

「朝の10分、英語に触れてみる」――そんな小さな行動が、未来のあなたにとって大きな力になるはずです。

忙しい毎日、うまくいかない日だってあるけれど、大丈夫。

続け方は人それぞれ、自分に合ったペースでいいんです。

焦らず、でも諦めず。

ひまわりがゆっくりと太陽の方を向くように、あなたの英語力もきっと育っていきます。

さあ、一緒に “朝活英語” 始めてみませんか?

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