「スピークバディって意味あるの?」
「スピークバディが自分に合うだろうか」
そんな疑問を抱えている方も多いと思います。私も始める前は同じように悩みました。
TOEIC900点・元翻訳者の純ジャパの私。子育てに追われ英語に触れられない日々が続いていましたが、もう1度英語に触れたいとスピークバディを開始しました。無料体験だけでは向き不向きを判断しかねて、思い切って1年プランで課金し、現在は開始から1か月ほど経ちました。
結論から言うと、スピークバディが意味があるかどうかは人によります。
この記事では、実際に1か月継続して分かった正直な感想と、どんな人に向いているのかをリアルな視点でお伝えします。「スピークバディを始めようか迷っている」という方の参考になれば幸いです。
【結論】スピークバディは意味ないのか?

1か月使った結論:スピークバディが意味があるかどうかは人によります。
「すべての人にとって意味がない」わけでもなく、「すべての人に100%役に立つ」わけでもない。要は、「合うか合わないか」だと思っています。
実際に使ってみて、私自身も「ここは良い」「ここは物足りない」と感じる部分がありました。以下、正直な感想をお伝えしていきます。
スピークバディを1か月やってみた感想・評価

実際にスピークバディを1か月やってみた感想・評価をお伝えします。
実は、スピークバディを1か月使ってみて思ったのが、「人によって、機能によって、有益かどうかがかなり違うかも」ということ。実際、口コミを見てみたところ、私とは違う評価をしている人も多くいることが分かりました。
そこで本パートでは、私の体験談だけでなく、口コミ(評判)も紹介しながら、より多角的な視点で偏りなくお話していきます。
まず、私の体験と口コミを総合した評価を表にまとめてみました。
| 項目 | 評価 | |
| 手軽さ・気軽さ | ◎ | いつでもどこでもストレスフリーでできる |
| 継続しやすさ | ◎ | 1日15分で隙間時間にできる |
| 発話量 | ○ | 対人英会話を始める前の「慣らし」に最適 |
| 発音判定機能 | ○ | 精度は高いが誤認識もある |
| フリートーク | △ | 自由度が低め |
それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
手軽さ・気軽さ
スピークバディを使っていて、最大の利点だと感じたのは手軽さ・気軽さでした。
- 身だしなみを気にしなくてOK
- 部屋の片づけなど環境を整える必要なし
- 好きな時に好きな場所でできる(なんならトイレやベッドでだって!)
- 対人のプレッシャー・緊張感なし
口コミでも、この点に関しては前向きな意見ばかりでした。“気軽にできるから続けられる”のが、スピークバディのいいところですね。
継続のしやすさ
英語学習における最初のハードルは継続と言っても過言ではありません。スピークバディは以下のような特徴があるので、継続のしやすさについては文句なしです。
- 1レッスン約15分
- 24時間いつでもどこでもできる
- AI相手なのでプレッシャーなし
口コミでも続けやすさを評価する声が多く、「対話相手が褒めてくれるから続ける気になる」という声もあります。
ただし「継続自体が目的になり、肝心の英語力向上ができているのか疑問」といった声もあるので、復習機能の活用、自身でメモをまとめるなど、学んだ内容を定着させる工夫は必要かもしれません。
発話量
開始当初、私は以下のような状況でした。
- 英語学習に約4年のブランクあり
- そもそも人と話すのが苦手
- でも「英語を話す」こと自体はしたい
そんな私にとって、スピークバディはスピーキング練習のウォーミングアップとしてぴったりでした。対人英会話のような精神的なハードルもないので、「英語を話すこと」に集中できます。
口コミでも「スピークバディを使ったら口が英語に慣れてきた」「AI相手なので、気兼ねなく反復練習が出来るので発話量も自然と増えてます」という声がありました。
ただ、別のAI英会話アプリ「スピーク」と比較して「スピークの方が発話量が多くていい」という声も一定数あります。「いっぱい話したい!」という人もいれば、「会話が長い(発話が多い)と負担」という人もいますから、どの程度の発話量を求めるかによって評価が分かれそうです。
対人英会話だと緊張してしまう方や、英語を話すこと自体が久しぶりという方、英語を話すのに慣れていくフェーズの方には特におすすめです!
発音判定機能
スピークバディの大きな特徴のひとつが発音判定機能です。
私の感想としては:
- 概ね問題なく、発音の目安にはなる
- お手本との聞き比べができて練習しやすい
- 対人なら通じるであろう話し方でも修正される場合あり
口コミでは「カタカナ英語の方がいい判定が出る傾向」「特定の単語がいつも誤認識される」といった不満の声も見受けられます。
この口コミを見ると不安に思う方もいると思うので、私の所感をお伝えしますと、
・筆者は発音が得意な方ですが、今のところ発音判定機能に関して大きな不満なし
・単語の誤認識については、報告機能でデベロッパーに共有して今後の改善に期待
どんなアプリでも発展途上であり、完璧なアプリはありません。不定期でアップデートされますし、評価が不当だと思えば報告して改善に活かしてもらえばいいと、個人的には思います。
フリートーク
スピークバディのレッスンでは、基本的にキーフレーズが決まっていて、表示されるテキストどおりに進めていく形式です。
少し自由度の高い機能として「バディチャット」がありますが、完全にフリーというわけではなく、私としては少し物足りなさを感じます。
- 普通のレッスンに比べると多少のキャッチボール感はあり
- シチュエーション・ミッション(使うべきフレーズ・会話の方向性)は決まっている
数秒沈黙すると「Hello?」と言ってきたり、聞き取れなければ「Could you repeat that?」などと聞き返すともう1度言ってくれます。その点はリアルな会話っぽくて面白いですね。
ただ、決められた範囲でのトークになるので、純粋に会話のキャッチボールをしたい人には物足りなく感じそうです。
口コミを見てみると、評価は分かれています:
・「キーフレーズが決まっているから分かりやすい」
・「決まった表現でないと修正されるのが不満」
利用者のレベル(初心者or中・上級者)は関係なく、求めているものや学習で重視する要素が人によって違うので、評価も分かれているのでしょう。バディチャット機能が強化されれば、より幅広いニーズを満たせそうな気がするので、今後のアップデートに期待です!
ちなみに、カリキュラムとは別に、コンテンツページから選べるバディチャットもあります。シチュエーションやトピックは決まっていますが、ある程度自由に話せるもので、自身のレベルに関係なく受けられます。
そら余談ですが、利用開始当初にバディチャットをやった時、スピーキング力が以前よりすごく落ちていて驚きました(汗)英会話自体が15年ぶりくらいなので無理もないですが、今はスピークバディのおかげでだいぶ口が慣れてきたな~と感じます!
スピークバディが向いている人・向いていない人


1か月使ってみて感じた率直な印象として、スピークバディは「人を選ぶ」アプリだと思います。向いている人にはすごく良いツールになりそうですが、求めているものと違うと物足りなく感じるかも。
私自身、無料体験だけでは向き不向きが判断できませんでしたが、継続したことで「自分がスピークバディで得られるもの・得られないもの」が見えてきました。
TOEIC900点・元翻訳者・スピークバディ課金勢の私から見た、リアルな適性判断をお伝えします。
向いている人
私が思う「スピークバディが向いている人」の特徴は以下のとおりです。
・AI相手にプレッシャーなく練習したい人
・フレーズをしっかり定着させたい人
・継続的な学習習慣を作りたい人
それぞれ詳しくお伝えします。
AI相手にプレッシャーなく練習したい人
私もまさにこれに当てはまります。AIが相手だと細かいことを気にせずにいられるので、英語に集中できて最高なんですよね。
そんな私も、高校~社会人なりたてくらいまでは対人英会話に通っていたんです。当時は週に何度も通うほど楽しんでいました。しかしライフステージや生活環境が変わり、英語学習自体が断続的になった今、対人英会話を楽しめる自信は正直ありません。
「今の発音、変だったかな」とか「文法間違えてたら恥ずかしいな」とか…対人英会話だと色々気になってしまうんです。英語以外のことに気を取られがちになり、肝心の英語に一点集中できないんですよね。
でもAIなら何も気にしなくてOK!それだけでハードルがかなり下がります^^
フレーズをしっかり定着させたい人
スピークバディでは「今日はこのフレーズを覚えよう」「このシチュエーションで使おう」といったように、学習すべき内容が明確に決まっています。これって実は、とても楽なんですよね。
英語学習でよくあるのが、なんとなーく勉強を続けているものの「ちゃんと身になっているのだろうか…」と不安に感じること。実際、そういう経験をされた方も多いのではないでしょうか。
その点、スピークバディはキーフレーズや重要な単語がはっきりと明示されるので、そのポイントさえ押さえれば「やったつもりだけど身についてない」という状況に陥りにくくなります。目標が明確だからこそ、達成感にもつながりやすいですよね。
継続的な学習習慣を作りたい人
スピークバディは1日15分から始められるので、忙しい人でも比較的時間を作りやすく、続けやすいのが大きなメリットです。また、前述した「プレッシャーのなさ」も継続しやすいポイントになっています。
いきなり1時間の勉強を毎日続けるのは大変ですが、1日15分、しかもAI相手なら「今日もできた」という小さな達成感を積み重ねていけそうですよね。「まずは英語学習を習慣化していきたい」というフェーズの方には、特におすすめだと感じます。
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向いていない人
私が思う「スピークバディが向いていない人」の特徴は以下のとおりです。
・完全なフリートークを求める人
・すぐに効果を実感したい人
・教科書的な楽手が苦手な人
私自身も「ここは私が求めているものと違うな」と感じた部分があるので、正直にお話しします。
完全なフリートークを求める人
純粋に「会話力」を磨きたい人にとっては、物足りないどころか「これじゃない」と感じる人もいると思います。私も時々そう思うので、その気持ちはすごく分かります。
確かに英作文パートでは、テキストと多少違う表現を使っても×にはなりません。でも、肝心の「バディチャット」ではミッションとして「○○のフレーズを使う」が入っていて、それを使わないとスコアが下がります。
決められたテキストやフレーズを使って話すことが前提の構成になっているので、自由な発想での会話練習は期待しない方がいいです。
すぐに効果を実感したい人
何事もある程度続けないと成果は表れないものですが、特にスピークバディは継続前提で設計されているアプリだと感じます。(1レッスンが15分という短時間で完了するよう設計されているのも、継続を後押しするためでしょう)
私自身も、数週間程度では「やってよかった!」という実感まではいきませんでした。個人的には、効果を判断するなら最低1ヶ月くらいは続けるべきだと思います。
教科書的な学習が苦手な人
キーフレーズが決まっていたり、重要な単語が単語帳のように羅列されたり…良くも悪くも教科書的な構成なので、自然な会話の勉強にはあまりならないかもしれません。
スピークバディでできるのは、フレーズを覚えて頭や口に定着させること、そして決められたシチュエーションにおける発音レベルや流暢さを向上させることです。それ以上の応用力や自然な会話力を身につけたいなら、このアプリだけでは限界があるように感じます。
筆者が「継続」を決めた理由


私は現時点でスピークバディを始めて1か月経ちますが、もう少し続けてみようと思います。
ここまでのパートで書いてきたとおり、スピークバディのすべてが自分に合っているとは思っていません。しかし、自分にとって有益な機能や特徴があるのも事実。
私が「続ける」と決めるに至った背景をお伝えしますね。
まずは習慣づけを目標に
何事もある程度続けてみないと本当の効果は分からないというのが私の基本的な考えです。特に英語学習は継続が全てですからね。まずは「英語学習の時間を少しでもとる」という習慣づけのために、スピークバディを今後も続けていきます。
子育てや仕事で忙しい中でも、1日15分程度なら何とか捻出できますし、完璧を求めずに「今日も少しだけ英語に触れた」という小さな達成感を積み重ねていければと考えています。
自分のフェーズによって他の選択肢もあり
今の私の状況を考えたうえでイメージしている英語学習のステップは以下です。
STEP1:英語に触れることを習慣化する
STEP2:口を英語に慣らす
STEP3:頭を英語に慣らす
継続しやすいスピークバディなら、STEP1の「習慣化」は絶対にできると確信しています。STEP2の「口を英語に慣らす」に関しても、スピークバディならできそうだと感じます。テキストを自分で考えなくてもいいスピークバディだからこそ、“口から英語を発する”ことだけに集中できるからです。
ただ、STEP3「頭を英語に慣らす」については、スピークバディで満たせる予感がしません。フリートーク機能が不十分だからです。実は課金する前から、「本当に自分が求めているのは対人英会話かも」という気持ちはありました。
以上を踏まえて、課金した1年間は、スピークバディだからこそ得られる気軽さや継続のしやすさを大いに活用しつつ、その後は自分のフェーズに合わせて使うアプリや勉強法を変えていこうと決めました。
「慣らし期間」と捉えて活用
正直、オンライン英会話に飛び込む勇気はまだ出ないんですよね。だからこそ、今はAI英会話アプリを「慣らし期間」と捉えて試している状況です。スピークバディで「英語で話す」こと自体に少しずつ慣れて、自信がついてきたら次のステップに進めればいいかな、と思っています。
今後の予定としては、スピークバディは継続しつつ、他のAI英会話アプリも試してみるつもりです。色々比較してみて、自分に最も合うものを見つけられればと思っています。
まとめ:スピークバディは向き不向きがある
スピークバディをやる意味があるかどうか、実際に使用してみて私が出した結論は「人による」です。世の中の他の商品やサービスと同様、やはり向き・不向きやメリット・デメリットがあります。
【向いている人】
・AI相手にプレッシャーなく練習したい人
・フレーズをしっかり定着させたい人
・継続的な学習習慣を作りたい人
【向いていない人】
・完全なフリートークを求める人
・すぐに効果を実感したい人
・教科書的な楽手が苦手な人
英語学習は継続が全てです。そしてその最初のステップとして、「自分に合うものを見つける」必要があります。
「意味があるの?」「自分に合うかな」と不安になるのは、それだけ真剣に英語学習に向き合おうとしている証拠。まずは無料体験で実際に使ってみて、「自分にとって意味があるかないか」「自分に合うか合わないか」を見極めるのが確実です。
もし合わなければ無料期間中に解約すればOK!ぜひ気軽にスピークバディを体験してみてください^^
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